2012年8月28日火曜日

秋の花 ~9月2日(日)里山ミニ教室のお知らせ~

こんにちは。
8月も少しで終わりなのですが、
暑い日が続いて、夏が終わる気配が感じられませんね。。

しかし、小峰の自然は秋の訪れを知らせてくています。

オミナエシ


クズ


オミナエシ、クズはふたつとも、秋の七草のひとつです。
その他、七草のひとつ「はぎ」であるヤマハギもたくさん咲いています。
秋の花の代表選手が見頃をむかえています。
また、秋の鳴く虫、キリギリス、コオロギなども鳴きはじめています。
小峰の自然は少しづつ、秋の香りが漂い始めています。
そんな小峰の初秋を紹介するガイドウォークが今度の日曜日に開催されますよ。


9月2日(日)に里山ミニ教室
http://komine-park.sakura.ne.jp/mini_class.html

毎月第一日曜日に開催している自然教室です。
事前申込みの必要はなく、その日に受付をして参加することができます。

・ガイドウォーク「フンワリ香る 秋の森歩き」
11:00~12:00   (受付は10:30から)

・クラフト「間伐材でつくろう昔のおもちゃ スギ枝鉄砲とキジ笛づくり」
13:30~15:00   (受付は13:00から)


ガイドウォークだけでなく、午後はクラフトもあり、こんなのを作ります。



2連続発射もできるし、鉄砲の長さを調節して、強弱も変えられるスグレモノです。
その他、キジの鳴き声がでるキジ笛もつくります。
(刃物を使いますので、小学校高学年以上が対象になります。)


内容盛りだくさんですが、気軽に参加できます。
夏休みが終わっても遊び足りない、
とお子さんが嘆いているようでしたら、ぜひ!小峰公園へ。


※冒頭のオミナエシやクズは当日のプログラムの内容によっては見られない場合もあります。ご了承ください。


林レンジャー


2012年8月26日日曜日

夏の夜のヨルイチ

こんにちは。
昨日もこのブログでご紹介しましたが、昨日今日と、小峰公園の周りでは地元のお祭りのお囃子でにぎやかです。
また、昨日は武蔵五日市駅からのびる檜原街道沿いで「ヨルイチ」が開催されました。

五日市という地名は、この地で古くから市が開かれていたことに由来します。
この名は古く、戦国時代末までさかのぼることができるそうです。その名の通り毎月5のつく日に市が開かれていたそうで、江戸時代にはとても栄えた市でした。

そこでかつての市の賑わいを復活させようと始まったのがこの「ヨルイチ」で、8月の一夜限り行なわれます。
街道沿いの商店などに赤い幕がはられ、店先では食べ物や小物などが売られています。道行く人は提灯片手に浴衣姿。道路には人力車が走ります。ジャズの演奏や、上映会なども行なわれ、訪れた人たちを楽しませていました。

近くで働いていても普段はなかなかじっくり見てまわる機会が少ない五日市の街ですが、ヨルイチをきっかけに、あらためて五日市の街に出会えたような気がしました。



村上レンジャー

2012年8月25日土曜日

夏から秋へ

こんにちは。
今日、小峰公園のある、あきる野市留原ではお祭りが開催されています。



ビジターセンターのすぐ裏にある八坂神社の入り口には、
こんな素敵なのぼりが立てられています。
留原地区内では神輿や山車、お囃子の演奏などで賑わっています。


そんな中、小峰では稲の花が咲きました。




稲穂を見たことはあっても、花を見た、という人は少ないのではないでしょうか。
地味ですが、なかなかレアな花、といっても過言ではないでしょう。
花びらはなく、おしべが穂から飛びだしています。
昆虫などを利用して、花粉を媒介したりしないので、
昆虫を惹きつける花びらをつける必要がないのですね。
おしべが飛び出せば、めしべについて受粉が完了する、という仕組みになっています。
花期は短いですので、ぜひお見逃しのないように。

そんな田んぼにはこんな生き物が増えてきました。



イナゴです。
田んぼに近づくとたくさんのイナゴが飛び立ちます。
たくさんのイナゴを見て、秋が近づいているな、
とカンカン照りの青空の下に思いました。

林レンジャー

2012年8月21日火曜日

トロロアオイ見ごろです

こんにちは。残暑厳しいこのごろですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
小峰公園のある 東京あきる野市の西側では、日中は痛いほどの日差しですが、朝晩はだいぶ涼しく感じられるようになってきました。夜は薄着では寒く感じられることも。朝園内を歩くと、朝露が足元をしっとりと濡らします。

さてそんな小峰公園のふれあい広場では今、トロロアオイの花が見ごろです。

このトロロアオイはもともとは中国原産の植物です。
根をすりつぶしたもは粘度が高く、これを和紙を漉くときのつなぎとして使います。
江戸時代に、この辺りでさかんに作られていた「軍道紙」の原料として使われていました。
コウゾなどの木の繊維に、トロロアオイの「ねり」(根をすりつぶしてとった粘液)をまぜて和紙を作っていたそうです。山村の農作業の合間に行なわれていた仕事でした。
 この「軍道紙」は、現在では東京都の無形文化財に指定されています。

小峰公園のトロロアオイは、あきる野市内にあるあきる野ふるさと工房(あきる野市乙津)の「軍道紙の家」さんから苗をいただき育てているものです。この工房では、軍道紙の紙漉きを体験することができますよ。興味のある方は是非足を運んでみてください。

オクラの花に似ているため、ハナオクラとも呼ばれるこの花、花を食用にすることもあるとか。
一日花なので市場には出回らないそうですが、食べるために植える人もいるそうですよ。
はかない一日花、なるべく午前中にいらっしゃると綺麗な花が見られます。


村上レンジャー

2012年8月19日日曜日

トゲグモ

こんにちは。
まだまだ、暑い日が続きますね。
今日の小峰公園です。いかにも「夏」の風景です。




都市部と比べて少し涼しいとは思いますが、熱中症対策は欠かせません。
そんななか、帽子を被って、飲料水も携帯して、今日も園内を歩きました。

ちょっと珍しい、こんなクモと出会いました。




トゲグモです。硬いトゲを持っています。
白黒のモノトーンカラーに6本のトゲ。
とってもカッコいいクモですね。
なんのためのトゲなのか、、
飲み込むと、ノドに引っかかる植物の種のマネをしている、という説もあるようです。

小峰公園で、時々見かけますので、
クモでも嫌がらず、注意して見ると面白いクモを発見できるかも!

林レンジャー

2012年8月11日土曜日

秋の気配・・?

こんにちは。
まだまだ、夏真っ盛りですが、暦では立秋を過ぎたようです。
小峰では、「秋」と名のつく花が咲いています。



アキノタムラソウです。
里山の雑木林に、たくさん見られる草花です。
小峰でも最初に見られる秋の花。
数日後には秋の七草オミナエシやクズが咲いて、
森のなかも秋の気配が漂い始めるでしょう。
森のなかで暑気払いなどいかがですか。


おまけですが、雨が降って、こんなお客様が、、(苦手な方もいるかもしれませんが、、)




あまりの大きさに、傘もささずに写真をとってしまい、ずぶ濡れです。。
どのぐらい大きさかというと、、大人(男性)の拳2個分くらい。
また、1リットルのペットボトルの大きさ、といったところでしょうか。
雨の森も、色々な出会いがあって楽しいものです。


林レンジャー

2012年8月4日土曜日

明日は里山ミニ教室!

こんにちは。
そうです。明日は里山ミニ教室です!
暑い日が続き、昆虫が活発に動きだしています。
明日のガイドウォークは昆虫をテーマにして歩きます。
様々な昆虫を観察しながら、レンジャーが解説します。
運が良ければ、こんなカブトムシも見れるかも~
明日は林レンジャーが担当します。


そして、午後のクラフトは、アイの葉っぱを使って叩き染めをします。
葉っぱでこんなに色が出るの?!と驚くこと間違いなしです。
作品例はこちら。



どうぞ、素敵な作品を作って下さい!
クラフトの担当は村上レンジャーです。


毎月第一日曜日に開催している里山ミニ教室は、
午前、午後の二部構成になっています。
午前は11時から1時間のガイドウォーク。
午後は13時半から1時間半のクラフト。
各回開始30分前から受付します。
料金は無料です。

皆さまのご参加お待ちしています!

林レンジャー