2014年6月24日火曜日

モンキチョウの産卵

夕方頃からあきる野市の一体も雷雨になるなど、小峰公園周
辺でも不安定な天候が続いています。



















お昼過ぎは、時折、日が差すこともあり、活動する生きもの
を観察することもできました。ふれあい広場ではムラサキツ
メクサにとまり、吸蜜するモンキチョウがいました。よくみると、
オスとメスのペアです。



















同時に、この時期のふれあい広場では、地面の近くをゆっくり
飛ぶモンキチョウのメスをみかけます。メスはオスよりも翅(は
ね)の色がうすいです。葉っぱに止まっては、すぐ次の葉っぱ
に移る動作をくり返しますが、注意して近づくと、おしりを葉っ
ぱにくっつけていることが分かります。



















その葉っぱを注意深く観察すると…………ほらっ!
1~2mm程の小さな細長い卵がありました!卵を産みつけた
葉は、モンキチョウの幼虫が大好きなシロツメクサやムラサキ
ツメクサです。幼虫が生まれても、エサに困ることのないように
工夫しているんですね。四葉のクローバー(シロツメクサ)を探し
ていると、モンキチョウの卵にうっかり出くわすことも…!?

まだ梅雨のジメジメは続きそうですが、小峰公園の自然観察の
楽しみを、少しずつお伝えしていきたいと思います。

畑田レンジャー