2015年11月25日水曜日

ナマの声




一昨日 催しました 「小峰の絶景もみじと古道めぐり 」 のワンシーン。




里山の風景のなかを進み、 とある 畑のまえ。


古来より伝わる地域野菜の解説が はじまります。







「 五日市特産の野菜 “ のらぼう菜 ” 。

  江戸時代から脈々と 受け継がれてきた 菜っ葉です。

  飢饉の村を救った のらぼう菜は、
  五日市の人たちの手によって 純系が保たれて、
  当時のDNAが いまでも この地で・・・・・・・     」




すると 傍らから声が。










「 おめぇ、 あに やってんのょぉ !? 」



「 あっ、 山下さん 」




この畑の持ち主、 山下さんの登場。






突然の畑主の登場で ツアー参加者は びっくり!

スタッフも びっくり!

まったく 仕込みは ございません。


そして ここからは 生産者の生解説へと変わります。




「 これくらいで もう 食べられるんですか?」


「 そこに あんのは なぁ、苗なんだょぉ。

                 もともと ここいらじゃ なぁ・・・  」











「 このタネは なぁ、 山のむこうで つくっててよぉ・・・  」




古くから この地で暮らしてきた人の ナマの声。


ちょっと しわ枯れた その声の お話しは、
深みのある 極上の解説となっていました。





             ★ のらぼう菜の解説をしていたのは 秋元レンジャー
                見かけたときには 気軽に声をかけてね!




 鈴木 レンジャー (たか)