きのう降り積もった雪を
みるみるうちに融かしてゆく日射し。
寒風を受ける頬にも、
日射しのあたたかさが 感じられました。
午前中には 幾筋もの足跡が見られた ふれあい広場。
雪を踏む感触を楽しむ 散歩の方や
そり遊びをする子どもの姿がありました。
そんな足跡も 音もなく消えてゆきます。
わずかに残る雪原に 変わった足跡が残っていました。
ノウサギの足跡
ノウサギのサイズにしては ちょっと小さめかな。
仔ウサギかもしれません。
幾筋もの人の足跡を 横切っていました。
警戒心が非常に強い ノウサギのことです。
ここで人とバッタリ・・・ なんてことはないでしょうが、
人もノウサギも この空間にいたことは確かです。
雪が積もったときに現れる、
ノウサギの野生の証し。
姿は見えなくとも その存在を感じます。
今年も また会えたね。
人の生活圏と 生きものの生活圏が、
絶妙に接しているのが “ 里山 ” 。
きょうは その接点を感じることができました。
鈴木 レンジャー (たか)