小峰ビジターセンターでは、
毎月第1日曜日に「里山ミニ教室」
というイベントを開催しています。
当日申込制で気軽に参加でき、
午前の部はガイドウォーク、午後はクラフトと、
それぞれの体験を通して、
四季折々の自然に触れることができるイベントです。
今回は、3月5日(日)に実施した里山ミニ教室の様子をご紹介します。
ガイドウォーク「早春の自然観察会」
今回のガイドウォークは、小峰公園ボランティアをメイン解説員として行なわれました。
今回のテーマは「早春の公園に暮らす生きものを知る」。
穏やかな春の空気に誘われ顔を出した、
春の生きものたちを見つけにいきました。
谷戸田では、ヤマアカガエルの卵塊
(卵がたくさん集まったもの)を観察しました。
春が近づき、徐々に暖かくなるとともに
カエルの卵も少しずつオタマジャクシの形に近づいていました。
カエルの卵も少しずつオタマジャクシの形に近づいていました。
そして、杉の木広場では他の花に先駆けて咲く
カタクリやセリバオウレンなどの早春の花を観察しました。
クラフト「里山の香りを活かす!竹炭クラフト」
午後も引き続き、梅が咲く早春の里山の雰囲気を楽しみながら、
屋外でクラフト教室を行いました。
今回は、竹炭をクラフトの材料に使用しました。
一昔前の里山の暮らしではごく身近であった、炭が焼ける香りを楽しみ
ながら作業を進めます。
「わぁ~煙たい!」、「竹がシュウシュウいいながら焼けているよ!」
炭を作る機会が少なくなった現代では、参加者の皆さんにとって貴重な体験だっ
たようです。
炭を作る時に出る煙には、竹の成分が含まれており、香りを嗅ぐと「なんだか落ち着く
~」との声も…まさに炭の香りが活きている!
たようです。
炭を作る時に出る煙には、竹の成分が含まれており、香りを嗅ぐと「なんだか落ち着く
~」との声も…まさに炭の香りが活きている!
竹炭が冷める時間を利用して、稲わらを使って飾りも作りました。
最後に、焼いた竹炭を器に入れ、稲わらの飾りをつければ、
竹炭クラフトの完成です。
※今回は、小峰ビジターセンターの体験プログラムの一環として、
消防署より許可を得て、たき火を行っております。
通常、園内は火気厳禁ですのでご了承ください。
〈今後の里山ミニ教室の予定〉
ガイドウォーク『花咲く里山 新緑散歩』
クラフト『桜のビーズストラップ』
※ 春の魅力たっぷりで終了いたしました。
5月7日(日)
ガイドウォーク 『初夏の谷戸田と水辺の生きもの』
クラフト『空まで届け!こいのぼり』
詳細は以下のURLをご覧ください。
皆さんのご参加をお待ちしています。
(梅垣レンジャー)