2014年7月6日日曜日

夏へ向けて


一日中 雨が降らなかった週末は 久しぶりです。
きょうの小峰公園は 家族連れのお客様で賑わっていました。

広場では 久しぶりの太陽のもと、
昆虫たちが賑やかに飛びまわっていました。





蛍光オレンジの小さなチョウが 緑のじゅうたんの上を
跳ねるように飛び回っています。

かわいらしい蝶、 ベニシジミ。






これは 手乗りトンボ・・・

いや、ヒメサナエです。

冗談半分に指をさし出すと、
ひょいっと指先に とまってくれました。






オカトラノオの花に メスグロヒョウモンのメス。

水墨画に浅葱色を滲ませたような・・・
う~ん、涼しげな色合いに 和を感じますねぇ。





夏休みまでは もう ひと月もありませんね。

小峰公園の生き物たちは 夏へ向けて元気いっぱいです!



 鈴木 レンジャー (たか)


2014年7月4日金曜日

名もなきミミズ


これが梅雨本来の雨の降り方でしょうか。
降ったり、止んだり、シトシト・・・ 。

きょうの小峰公園は しっとり濡れて、
静けさにつつまれていました。





谷戸田は大雨に見舞われると 排水が間に合わずに水浸しになり、
また 暑い晴天が続いたときには 水底が現れてしまうこともあります。

水の管理は 気を緩められない作業なんです。





きょうのような シトシト雨では 水位の変化はありませんが、
谷戸田へ見回りに行くと 田んぼの端の方に何やら土の塊が・・・。

パチンコ玉くらいの土の塊が コロコロといっぱい 露出しています。


実はこれ ミミズの仕業なんです。





この土の塊は ミミズのうんちやトンネルを掘ったときの残土。

田んぼの泥をかき混ぜて うんちの肥料まで与えてくれる このミミズは、
「水生ミミズ」と呼ばれる 水底の泥の中で生きるタイプのミミズです。
あまり研究がなされておらず その生態は謎だらけ。
正式な名前も まだ持っていません。

ただ ひとつ ハッキリ言えることは・・・
農薬を使うような田んぼでは 生きていけないってこと。


小峰公園の谷戸田には たくさんの水生ミミズが棲んでいます。

きょうも水生ミミズのおかげで イネが育っています。




 鈴木 レンジャー (たか)




2014年7月1日火曜日

子ガエルたちの旅立ち

午前中に晴れ間がみえた小峰公園では、ニイニイゼミが鳴き
始めました。梅雨が明けると、いよいよ暑い夏がやってきます。
夏休みを心待ちにしている方々も多いのではないでしょうか?
今回は、小峰公園内の谷戸田から旅立つ子ガエルを紹介しま
す。




















先週までは、谷戸田の中でよくみられた、尻尾がはえた子ガエ
ルたちも、周辺の草や葉の上でみかけるようになりました。尻尾
も短くなり、いよいよ本当の意味でカエルらしくなってきました。
上陸した子ガエルは、近くの森や草の茂みなど各々の場所へ旅
立っていきます。

しかし、その旅の途中にはさまざまな危険が・・・・・



















谷戸田の周りでは、上陸した子ガエルたちを狙って、こんなす
るどい大きなアゴを持った肉食の昆虫や・・・・



















お腹をすかせたヘビたちがたくさん集まってきます。やはり自
然の中で生き抜くことは、なかなか簡単ではないようですね…






















それでも小峰公園内の谷戸田では、毎年多くの親ガエルが産
卵に訪れ、子ガエルが旅立ってゆきます。このような昔も今も
続く小さな生きものたちの営みや、それを取り巻く谷戸田の自
然を守っていきたいものです。

写真(上から順に)
:シュレーゲルアオガエル、ハンミョウ、ジムグリ、ヤマアカガエル

畑田レンジャー







2014年6月27日金曜日

田植えを行いました。

不安定な空模様が続きますが、晴れ間が出たときの蒸し暑さ
は、間もなく夏が訪れることを、強く実感させてくれます。

先日の日曜日、小峰公園では谷戸田の稲作の第3回目が行
なわれました。天候が悪く、雨足が強まることもありましたが、
多くの家族が参加し、元気に活動してくれました。今回の作業
は、田植えを行いました。









































田植えの前に、まずは水をたっぷり入れた田んぼの泥を平ら
にする「代かき」をします。整備用具や板を使用し、何度も何
度も泥をならして平らにします。子供達も泥だらけになりながら
、一生懸命作業してくれました。






















その後、植える苗を小分けにする「苗取り」を行い、準備が整
ったら、いよいよ「田植え」です!足場が悪い泥の中をゆっくり
後ろにさがりながら、1本1本ていねいに植えていきます。ふら
ふらになりながら、泥の中にしりもちをついたり、昔の農家の人
たちの苦労を実感する貴重な体験となったのではないでしょう
か。





















本日の苗の様子です。植えたばかりの時は弱々しかった苗も
少しずつ根を張り、たくましく育っています。このまま元気にお
いしいお米を実らせてほしいものです。

畑田レンジャー

2014年6月24日火曜日

モンキチョウの産卵

夕方頃からあきる野市の一体も雷雨になるなど、小峰公園周
辺でも不安定な天候が続いています。



















お昼過ぎは、時折、日が差すこともあり、活動する生きもの
を観察することもできました。ふれあい広場ではムラサキツ
メクサにとまり、吸蜜するモンキチョウがいました。よくみると、
オスとメスのペアです。



















同時に、この時期のふれあい広場では、地面の近くをゆっくり
飛ぶモンキチョウのメスをみかけます。メスはオスよりも翅(は
ね)の色がうすいです。葉っぱに止まっては、すぐ次の葉っぱ
に移る動作をくり返しますが、注意して近づくと、おしりを葉っ
ぱにくっつけていることが分かります。



















その葉っぱを注意深く観察すると…………ほらっ!
1~2mm程の小さな細長い卵がありました!卵を産みつけた
葉は、モンキチョウの幼虫が大好きなシロツメクサやムラサキ
ツメクサです。幼虫が生まれても、エサに困ることのないように
工夫しているんですね。四葉のクローバー(シロツメクサ)を探し
ていると、モンキチョウの卵にうっかり出くわすことも…!?

まだ梅雨のジメジメは続きそうですが、小峰公園の自然観察の
楽しみを、少しずつお伝えしていきたいと思います。

畑田レンジャー


2014年6月23日月曜日

オカトラノオ


スッキリしない 梅雨空の下で、
白い花がよく目立ちます。

小峰公園の桜尾根の道脇には、
オカトラノオの白い花が咲き始めました。




花房は動物のしっぽのように曲がるものが多いなか、
株によっては 藤の花房のように ダラリと垂れさがるもの、
空へ向かって ピンッと突き立っているものもみられます。

小さな白い花は 徐々に咲いてゆくので、
あっと言う間に咲き終わってしまうことはありません。







現在 見ごろなのは、“ 桜辻 ” と呼ばれる辺りの一群です。


群れになって 白く咲き染めているものも良し、
一株立ちで 凜と咲き誇るものも良し。


さまざまな見方で 楽しめます。




 鈴木 レンジャー (たか)



2014年6月21日土曜日

この畑 ・・・



およそ ひと月前に植え付けを行った小峰公園の畑が、
ようやく作物が育ち始めて 畑らしくなってきました。

真夏のような猛暑に見舞われたかと思えば、
大雨で水責めにあってしまったりと、
ちゃんと芽が出て 順調に育っていくのかハラハラしていました。




いまでは 色とりどりのアジサイの花に見守られながら、
作物は日ごとに成長しています。

里芋をメインとして 枝豆と落花生の三種です。

里芋と枝豆は ほぼ100%の芽出しに成功し、
落花生は80%の芽出しに成功しました。





成長の度合いにバラつきはあるものの、
子どもの顔ほどの大きさにまで葉をひろげた
立派な里芋の株もあります。


そんな畑の端の方に 植えた憶えのない作物が現れました。






 これ・・・  キュウリ だよねぇ !?







こちらの隅では 小さな白い花がいっぱい咲きだして・・・

これ 蕎麦だよ、 そばの花!


この畑、 おもしろいです。




 鈴木 レンジャー (たか)