はじめまして、新人レンジャーの谷本です。
なんと沖縄では、早くも梅雨明けしましたね。
小峰公園周辺はまだまだ梅雨空がひろがり、雨が降ったり止んだりの日々。植物たちはそんな雨の恵みを受けて、ぐんぐんと育っています。
みなさんの遊ぶ広場では、草が伸びすぎてしまったので先日草刈りをしたのですが、
このように部分的にでも自然を残すことで、多くの生きものに生息場所を与えることができます。
この草むらにも、たくさんの生きものが住んでいるようです。
そしてこの草むら、みなさんが自由に入って
どんな生きものがいるのか観察できるようになっています。
フキバッタの幼虫
ヤブキリの幼虫
ヤブキリの幼虫
草むらを歩くたび、一歩ごとにバッタの仲間がピョンピョン跳びだしてきます。
この時期のバッタはまだ子供が多いようで、成虫になる前の姿を観察できます。
成虫に比べて翅が短かったりと未熟な体つきですが、一丁前に飛び跳ねる姿には
愛嬌があり、近くを通りかかるとついつい足を踏み入れてしまいます。
小峰公園ではこのように、みなさんが楽しめて、生きものにとっても暮らしやすい公園作りを
目指しています。7月3日(日)の「里山ミニ教室」でも、こんな生きものたちと触れ合ってもらおうと
考えています。ぜひご参加くださいね。
谷本レンジャー