こんにちは。
小峰公園では日に日に春らしくなってきました。
先週末からは桜尾根のサクラが見頃をむかえ、たくさんのお客様にお越しいただいています。
さて、その小峰公園の桜尾根には主に2種類のサクラがあります。
ひとつはソメイヨシノ、これは桜前線でもお馴染みの園芸品種、もうひとつがヤマザクラです。
上の写真は小峰公園のヤマザクラです。
ヤマザクラは日本の野生のサクラの代表のような種類で、秋川丘陵にも多く自生しています。
ソメイヨシノと違い、花を咲かせるのと同時に葉も芽吹きはじめ、芽吹きの赤い葉と花色のとり合わせがとても美しいサクラです。
小峰公園のヤマザクラもかなりの大木が多いですが、ヤマザクラはとても長生きなサクラで、ソメイヨシノの寿命が80年と言われるのに対しヤマザクラは500年以上の樹齢のものもあるとか。
あきる野市の小峰公園よりさらに西にある「光厳寺」にはヤマザクラの大木があります。
昨日調査で訪れてみると、ちょうど見頃をむかえていました。
樹齢は推定400年!
太い幹は重ねてきた長い歴史がきざみこまれているような豊かな表情をしていました。
あと数日は花が楽しめそうですので、ハイキングの際などにはぜひ立ち寄ってみてください。
村上レンジャー