年末の大掃除 、
素直に あきらめました。
だって 時間が ・・・ 。
でも 人間以外の生きものに、
怠惰な言い訳は通じません。
だから ちゃんと やりましたよ、
水槽の掃除 だ・け・は 。
水槽の掃除って 結構時間かかるんですよぉ。
秋川の魚たちが泳ぐ 90cmの水槽なんかは、
一日がかりの作業なんです。
無理な体勢で 腰も痛くなるし、
その後には 事務仕事も 残ってるし・・・。
そんなときでした。
「 なにか お手伝いできること ありますか !? 」
普段は 公園内で遊んでいる 近所の子どもたちが、
ビジターセンターの窓口に声をかけてきたんです。
決して ボランティアグループの活動でもなく、
学校で実施される 職業体験の時間でもありません。
子どもたち 自らの行動です。
「 じゃぁ、 いっしょに やろうかぁ」
子どもたちの表情に
ワクワク と ドキドキが表われていました。
これは 何のための仕事(作業)なのかを 説明してあげて、
子どもたちに 仕事をまかせます。
おとなに仕事をまかされるのって 嬉しいのかな!?
あーでもない こーでもない と言いつつ、
子どもなりに 真剣そのもの。
おとなたちは フォローしながら 見守ります。
作業効率としては 私たちがやった方が良いのですが、
小さな助っ人たちは 数値では表せない、
職場を和ませてくれる 大きなチカラを発揮してくれました。
年末のビジターセンターの事務所、
暖かく やわらかな時間が流れました。
鈴木 レンジャー (たか)