久々に おとずれた 天候穏やかな週末。
ハイキングや登山、公園内での自然散策にと 、
多くの方が ビジターセンターに立ち寄られます。
「 玄関のところにいる イモムシ・・・ なんですか?」
窓口に声をかけてきたのは 小さな女の子。
イモムシに 興味が湧いちゃったんだね。
「 わぁ、いっぱい イモムシが載ってるぅ 」
イモムシだらけ載っている図鑑に 興味津津。
いつの間にか お母さんまで 興味津津。
( 母と娘、同じポーズで・・・ )
「 いっしょに 調べてみよう 」
「 うん 」
あらッ、 お父さんまで 興味津津。
黒っぽくてぇ・・・ 黄色い点が ならんでてぇ・・・
アンテナみたいのが 生えててぇ・・・
あれッ どっちが頭 ?
女の子、 必死に図鑑をめくります。
目の前のイモムシを見ては めくります。
これは “セスジスズメ ” という蛾の まだ若い幼虫。
成長するにつれ 模様や体形が変化していきます。
残念ながら 図鑑の中に 見つけることは できませんでした。
その形 色合い 模様 動き ・・・
気づいたこと、感じたことを手掛かりに 答えを導きだす。
でも、 答えを知るよりも そのプロセスが大切なときがあります。
ビジターセンターの玄関前、 そんなシーンに出会いました。
★ いっしょにイモムシ調べをしていたのは 内野レンジャー
見かけたときには 気軽に声をかけてね!
鈴木 レンジャー (たか)