ゆ~っくりと 春が近づいてきている。
朝の池では 氷が張っているし、
ひと月前に降った雪も まだ残っている。
けれど、春は近づいている。
日毎に・・・というのは 大袈裟かもしれないけど、
ひと雨毎に 暖かい日和につつまれているって感じ。
ここは とくに暖かいよ。
太陽に向いた石垣。
毎年 春が近づいてくると、
石垣の隙間に スミレが花開くんだ。
“ コスミレ ”
石に手をかざしてみると 暖かい。
まるで 石の床暖房が効いているみたいだ。
この暖かさには かなわないね。
蟲も ちょこちょこ 動き出しちゃってる。
スミレの花粉でも もらいに来たのかな。
春の匂いがするのかな。
鈴木 レンジャー (たか)