小峰ビジターセンターでは、
毎月第一日曜日に「里山ミニ教室」
というイベントを開催しています。
当日申込制で気軽に参加でき、
午前の部はガイドウォーク、午後はクラフトと、
それぞれの体験を通して、
四季折々の自然に触れることができるイベントです。
今回は、1月8日(日)に実施した里山ミニ教室の様子をご紹介します。
ガイドウォーク『フィールドサイン調査隊!』
今回のトピックスは「フィールドサイン」。
この言葉を聞きなれない人も多いかもしれません。
日本語に訳せば、「field(→畑・水田などの土地)sign(→しるし)」。
野山に暮らす生きものたちが、公園に残していった痕跡のことです。
当日はあいにくの曇天でしたが、
谷戸田の泥の中に残されたアオサギの足跡や
モグラ塚などを皆で観察しました。
生きものを直接「見る」ことはできなくても、
フィールドサインを観察することによって
小峰公園に暮らす生きものについて「知る」ことができました!
クラフト『つくってあそぼう 竹のタコ』
フィールドサインを観察することによって
小峰公園に暮らす生きものについて「知る」ことができました!
クラフト『つくってあそぼう 竹のタコ』
和紙(今回は障子紙)や、竹ひごといった
里山で古くから使われている素材を使ってタコ作りをしました。
空はどんより、重たい雲に覆われ今にも雨が降ってきそう。
連休中日で来園者数も振るわない。
タコづくりに参加してくれる人はいるのか!?
そんなスタッフの心配をよそに大勢の方が参加してくれました!
お願い!プログラムが終わるまで天気よ持ってくれ!!
まずは、ダイヤ型のタコに絵の具を染み込ませたスポンジで
各々絵を描いていきます。
今年の干支、酉を描いた人や、タコにタコの絵を描いた人も。
絵が描けたら竹ひごを貼り、中心から糸をつけます。
最後に新聞紙で作った足を付ければ完成です。
ようし!これで外で飛ばせるぞ!
と思ったら窓の外は雨。
残念ながら天気は持ってくれませんでした。
ですが、参加したみんなは笑顔で記念写真をパチリ。
「今度晴れた日に飛ばしてみたいね」と言ってくれました。
次回の里山ミニ教室は2月5日(日)開催です。
ガイドウォーク『早朝の野鳥観察』
クラフト『コケぼっくりをつくろう!』
詳細は以下のURLをご覧ください。
来月も皆さんのご参加をお待ちしています。
(宮嶋レンジャー、梅垣レンジャー)