小峰ビジターセンターでは、
毎月第1日曜日に「里山ミニ教室」
というイベントを開催しています。
当日申込制で気軽に参加でき、
午前の部はガイドウォーク、午後はクラフトと、
それぞれの体験を通して、
四季折々の自然に触れることができるイベントです。
今回は、8月6日(日)に実施した里山ミニ教室の様子をご紹介します。
ガイドウォーク『夏の早朝昆虫観察会』
早朝の小峰公園内を歩き、昆虫観察を行いました。
「朝歩くと、涼しくて気持ちいい~」と、参加者の声。
これも夏の早朝の魅力でしょうか。
草をかき分けると、バッタやキリギリス、コオロギなどが
ピョンピョン飛び跳ねます。
みんなで観察しました。
アブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミと、
3種類の抜け殻が観察できました。
そして、最後は雑木林の昆虫観察です。
あらかじめ設置しておいたしかけを、
みんなで見に行きました。
しかけの中にムカデがいて驚いてしまいましたが、
カブトムシなどを観察することができました。
素敵な夏休みの思い出になったのではないでしょうか。
※小峰公園内では、動植物の採集をご遠慮いただいております。
また、わなやしかけの設置もご遠慮いただいております。
ご理解ご協力をお願いいたします。
クラフト『絞り染めでつくる 藍のオリジナルハンカチ』
「頼む!天気よ持ってくれ~!」
どんよりとした雲が空を覆い、
今にも雨が降ってきそうな天気でしたが、
園内の休憩舎でクラフトを行いました。
今回は藍の乾燥葉を使って染料をつくります。
まずは、乾燥葉をネットに入れ、鍋で煮だします。
薬品を使って煮出す作業を3回行う間に、布に絞りをつくります。
棒絞り、根巻絞り、よろけ絞り、など
思い思いに柄をつくります。
煮出した染料の表面を覆う膜は濃い藍色をしていますが、
空気に触れる前は黄色に近い色合いです。
「濃い青かと思ったら黄色いんだね!」と参加者の声。
煮出した藍の染料に布を浸し、空気に触れさせると、
みるみるうちに、黄色から鮮やかな藍色に変色します。
参加者の皆さんはそれを見て、「うわぁ、一瞬で変わった!」「面白い!」
と、変化の様子を楽しんでいました。
最後は、作品を陰干しして、
オリジナルハンカチの出来上がりです!
ガイドウォーク『バッタとあそぼう!バッタリンピック』
クラフト『シュロの葉でつくる 秋の昆虫』
詳細は以下のURLをご覧ください。
http://komine-park.sakura.ne.jp/mini_class.html
来月も、皆様のご参加をお待ちしております。
(梅垣レンジャー)