小峰ビジターセンターでは、年間を通して一連の稲作を体験し、
”つくって食べる”よろこびを味わうプログラム「谷戸田の稲作」を
小峰公園内の谷戸田にて行っています。
今回は、11月12日(日)に行われた「第7回 脱穀・籾すり」の
様子をご紹介します。
今年は、10月に2度も来た台風により、
谷戸田の稲作プログラムで稲刈りを行うことができませんでした。
それでも、皆さんが一生懸命つくった、イノシシ除けの鳴子や案山子のお陰で、
稲を無事に収穫することができました。
まずは、「扱きばし」を使った脱穀です。
半分に割った竹の間に稲をはさみ、しごくようにして籾をはずします。
参加者の皆さんも驚いていたようです。
脱穀した籾は、わらくずも混じっているので、
このままでは籾すり、精米ができません。
「唐箕(とうみ)」という道具を使い、籾とわらくずを選別します。
レバーを回すと風がおこり、風の力を利用して選別します。
最後は、すり鉢とボールなどを使用し、
簡易的な籾すり、精米を行い、脱穀した籾が白米へと変わっていく様子を観察しました。
「あー、はやくたべたい!」
次回は、12月中旬に「おいしいお米を食べよう」を行います。
(梅垣レンジャー)