2013年11月30日土曜日

衝撃のシーン


小峰ビジターセンターの玄関前にある 超ミニミニ田んぼ。
今朝は結構しっかりとした氷が張っていました。
数日前から籾殻が散らばっていて、
それらが氷の中にとじこめられています。
刈り取って干していた稲穂から落ちたのでしょうか。


そして、衝撃のシーンを目の当たりにすることに・・・





     えっ、 まさか・・・









     おっ、  おい!   おまえっ!











     よせっ、 よせってばぁ








     あぁ~ あ、、、、


〔 スズメ 〕  スズメ目 スズメ科
        
 人間の生活圏に生息する野鳥。
 生態は人の稲作文化と密接に関係しているといわれる。



 鈴木 レンジャー


2013年11月29日金曜日

きょうの出会い


小峰の森を巡回パトロールしていると
公園を利用している方々と出会います。
この時季、いちばん多いのが健脚のハイカーさん。

 
きょうは、どちらまで行かれるのかな?



この時季、日暮れは早いですから、
余裕をもって 楽しんできてくださいね。




昨日ご紹介したモミジの近くでは、
スケッチを楽しんでいる方と出会いました。




あまりに天気が良かったので、
小峰公園へスケッチを楽しみに来てくださったとか・・・

しかも ステキな絵まで見せていただき、
ありがとうございます!


 鈴木 レンジャー

2013年11月28日木曜日

もう少し、モミジ


これまで小峰公園を彩っていた木々たちは
ハラハラと葉を舞い散らせて、
森の中がかなり明るくなりました。
落ち葉の下ではたくさんのドングリが根を伸ばし、
冬越しの準備を進めています。


一見すると紅葉は終わってしまったようですが、
実は他の木々で隠されていた美しいモミジが
ちょうどいま、 見ごたえある姿で現れています。





森の中で ゆっくり ゆっくり 色づいた モミジたち。





晩秋の日差しに よく映えます。





赤や黄色に輝く モミジ葉。




今週末の小峰公園は、
残照のようなモミジの輝きを楽しめますよ。



 鈴木 レンジャー


2013年11月25日月曜日

いっぱい、 いっぱい


秋色の小峰ビジターセンター、玄関前です。

突然ですが、
みなさん 見えますか?
いっぱい、いっぱい、 たくさん映っているのですが・・・






ハイ、 雪虫です!





 
アブラムシの仲間です。
雪虫という名前は俗称で、何種類もいます。
お尻の白い綿毛のようなものが
風に舞う雪のように見えるところから「 雪虫 」
寒くなってくると人目につくようになります。

数日前から公園内で ふわふわ飛び始めていましたが、
今日は うわぁ~増えたぁ~ って感じられるくらい、
いっぱい飛んでおります。




まだまだ 彩りの秋を楽しんでいたいけれど、
冬の足音も聞こえてきたようです。


 鈴木 レンジャー

2013年11月19日火曜日

つながり、 伝える


晩秋色が濃くなりだした小峰公園です。
時折、谷戸を吹き抜けていく風にあおられて、
木の葉が舞い散ります。
逆光で眺めると なんと美しいこと!


そんな谷戸にある ふれあい広場の一画に
なにやら お触れ書が・・・


          この地に 江戸野菜  育てる事 奨励す
 
 

実は ふれあい広場に於いて、
江戸時代より伝わる 「江戸野菜」の展示栽培を実施しています。
 
 
小松菜をはじめ、
子安三寸人参
練馬大根
東京長かぶ
滝野川牛蒡
亀戸大根
 

お江戸の野菜たちが育っています!
 
「昔は 大根は辛いもんと決まってたんだがねぇ・・・」
と、畑を眺めていた初老のおじさま。
 
確かに幼いころに食べた大根は辛かったです、ハイ。
 
そして、おじさまは最後に・・・
「タネを残し伝えていくのが大変なんだよな」
 
そうなんですよねぇ。
伝わらず絶えてしまったら、それでもう終わりなんです。
野菜も ほかの生き物も みんな命あるものは、
つながり 伝わっていかないと絶えてしまうんです。
私たちの生活や文化にも同じことが云えるかもしれませんね。
 

亀戸大根が発芽しはじめました。
これも江戸時代より つながり 伝わってきた、
いのち と文化のすがたです。
 
是非、見に来てください。
 
 
 鈴木 レンジャー
 
 

2013年11月18日月曜日

イネからコメへ

こんにちは。
秋晴れのよいお天気ですね。
この週末もお天気が続き、ハイキングにピクニックと、とても賑わった小峰公園でした。
さて昨日の日曜には、ビジターセンターの自然体験教室
「谷戸田の稲作」の第7回目が行なわれました!
10月に稲刈りが終わり、今回はご飯をたべるためにやらなくてはならない「脱穀」です。
まずは手を使ってやってみました‥
10分やってもこれしかとれない~!
おにぎり一個分にもなりませんね。
そこで登場するのが、この手づくりの「千歯こき」。
これを使うとみるみる作業効率があがります。
千歯こきが発明されるまでは、一本一本手作業での脱穀だったそう。
お米ひと粒の重みを感じる体験です。
そして次に登場したのが、この「唐箕」。
風を使って、食べられるお米を選別する道具です。
資料館などでは見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
実際使う機会はなかなかない道具です。
ハンドルをぐるぐるまわす役は子供たちに大人気でした。
もみまきから始めて、ずっと成長を見てきた「イネ」が、
脱穀を終えて「コメ」と「ワラ」になりました。
次回は「もみすり」です。
食べるのが待ち遠しいですね。


村上レンジャー

2013年11月11日月曜日

出前に行ってきました!


秋、真っ只中の小峰公園。
 
 
天気の良い平日には遠足で訪れた子どもたちの
元気のよい声が響きわたります。
今日も幼稚園の子どもたちが、
大型バスに乗って遊びに来てくれました。
 















 




普段はビジターセンターや公園内で多くの方々と接し、
各種のプログラムを展開している私たちですが、
ときには小峰公園をとびだしてお客様のもとで、
プログラムを実施することがあります。
よく出前授業なんて言ったりしますよね。
そう、それです。

先週金曜日にあきる野市にある
ほうりんじ幼稚園へ出前授業に行ってきました。




 
















ほうりんじ幼稚園さんからのオーダーは、
“慣れ親しんでいる 園庭の自然を再発見する!”というもの。
目的やねらいがブレないように注意してプログラムを展開します。

今回のプログラムは…
“ほうりんじ幼稚園のどんぐりころころ”
大勢のお友達と 先生も混ざって おもいっきりドングリ集め!
とにかく ひたすらドングリを拾い集めます。


ドングリのお母さんを発見!
みんなで触ったり、抱きついてみたり。
 
「ドングリのお母さんの声が聞こえるかなぁ…」
 
 




















このあと ドングリはどうなるんだろう…?
 
一本の木になって大きくなっていくんだね。
最初は小さいねぇ。




 



  

とにかく おもいっきりドングリと向き合ってみました。
今まであたりまえのように園庭に落ちていたドングリが
どこから来て その後どうなるのか…
ひとつ一つのドングリは生きているんだ、
ということに気づいてくれたら嬉しいです。


プログラムが終わったあとも 園児と先生とドングリとで、
楽しそうに遊んでいました。
 
 
 鈴木レンジャー