小峰公園では年間を通して「谷戸田の稲作」というイベントを行っています。
稲作体験をする中で、日常生活ではなかなか見られないお米づくりについて学んだり、
里山の生物多様性や人と自然の関係性について考える、
本イベントの第5回目を、先週実施しました。
※谷戸田の稲作は、年1回の募集でお集まりいただいたご家族に
年間を通してご参加いただいています。(例年3月に募集実施)
今回の作業は、縄ない&案山子(かかし)づくり。
まずは、稲わらを編んで、縄をつくる“縄ない”をしました。
ふたつに分けた稲わらを足の指などではさみ、
それぞれを回転させながら同時に互いを巻きつけていきます。
少し複雑な作業に、大人も子どもも最初は戸惑っていましたが、
レンジャーや小峰公園ボランティアのサポートもあり、
すべてのご家族が、縄ないをクリアできました。
出来た縄で、大縄跳びもしてみました!
その後は、縄ないで出たワラくずを使って、案山子づくりです。
「昔の人はワラを余すところなく使っていてすごい!」
「ゴミを出さない精神を見習いたい」など、驚きの声が上がっていました。
完成した案山子の数は、なんと13体!
圧巻の風景です。
小峰公園にお越しの際には、ぜひ谷戸田の案山子たちをご覧ください。
伊藤レンジャー