11月23日(日) 快晴!
小峰ビジターセンター主催のツアー、
『小峰の絶景もみじと古道めぐり』 が催されました。
秋空の下、 紅葉と古道歩きを楽しむツアーです。
ツアー前半の古道は “八王子みち”
秋川に架かる歩行者専用橋の あゆみ橋を起点に、
昔の小峰峠方面へ向けて 八王子みちを辿りました。
あゆみ橋のたもとにある粟島神社(淡島さま)から小峰峠を越えて、
八王子方面へ抜けて行く道が 八王子みちです。
参加者とともに 橋の上から眺めた小峰の山並。
昔の旅人も同じように 眺めたことでしょう。
郷土の野菜 “のらぼう菜” のお話し。
遠い昔に この野菜が、
飢饉から村人たちを救ったとか・・・。
道端のモミジは 眩しいほどに色鮮やか!
もみじ葉を手にとってみて・・・
「ギザギザがあるよ、これオオモミジだね」
みなさん、 秋の古道歩きを満喫しています。
懐かしの写真も登場。
「へ~ぇ、昔はこんな風景だったんだぁ」
「よく、こんな山道を越えて行ったねぇ」
眼下には スタート地点の あゆみ橋が見えていました。
ツアー後半は 小峰・留原の旧八坂神社探訪。
元祖甲州街道ともいえる “古甲州みち” を辿りながら、
御神木の切り株を探しに。
落ち葉に埋もれた 大きな杉の切り株。
その御神木の傍らから 神酒口(徳利)が出土!
それには参加者一同、どよめきが起きました。
陽が傾いた 午後二時過ぎ。
ビジターセンター裏に鎮座する八坂神社へ戻ると、
氏子たちによる 新嘗祭が執り行われていました。
昔から続いてきた 収穫を感謝する新嘗祭を前にして、
道も 時間も 文化も 脈々と続いているものだと
参加者とともに感じることができました。
鈴木 レンジャー (たか)