2015年8月19日水曜日

生態展示




生態展示。


なんと 難しいのでしょうか。




単に 生きものを 飼育するのではありません。

その生態を観察できるように 飼育し 展示する。






しかも 解りやすく 観てもらえるように・・・ 。











賑やかな幼稚園児の一団が 展示ホールを後にする。


しばらくすると 「秋川の魚たち」 の 水槽の中の動きがおかしくなった。




えッ、 マジ!


オイカワの産卵が はじまった。











小石混じりの砂底に メスが魚体をこすりつけるように産卵。

すかさず オスが魚体を震わせながら 受精を促す。


サケの産卵のようすに よく似ている。

でも サケではなく  オイカワの産卵。



正真正銘  オイカワの産卵。










ほら、 産卵したそばから 他の魚が卵を食べに来ている。

野生と同じことが たった90cmの水槽の中で起きている。



こういうの 観てもらいたかったんだよ!





でも その時、 展示ホールには 私ひとりだけ。



生態展示・・・  難しい。







 鈴木 レンジャー (たか)