しばらく ここで 待機~ッ。
田んぼのイネを 見張っていてくれた 案山子たちには、
しばらくのあいだ 田んぼから 離れてもらいました。
そう、“ 稲刈り ” が はじまるからです。
一列に横並びの 案山子たち。
手足を伸ばして 休憩の図。
( もともと 手足は伸びていますが・・・ )
秋のやわらかい陽を浴びながら、
稲株を 刈り取っていきます。
ざくッ、 ざくッ、 ざくッ ・・・
鎌を引くたびに伝わる 心地よい振動。
この瞬間を 楽しみに していたんですよね。
風に揺れる こがね色の稲穂。
刈り取った稲株の 草の香り。
そして 飛んだり 止まったりの 赤トンボ。
小峰公園の谷戸田は この先 約二週間、
稲刈りの風景が 広がります。
里山の秋色が 一段と濃くなってゆきます。
鈴木 レンジャー (たか)