2016年8月3日水曜日

狐日和(きつねびより)

今日の小峰公園は
雨が降ったり止んだり、
日が照っているのに雨が降ったりと
変なお天気でした。

晴れているのに降る雨を、
「日照り雨」や「お天気雨」などと言いますが、
「狐の嫁入り」という言い方もあるそうです。




















 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ススキも雨に打たれていました。
昔の人は、不思議なこと、理解できないことがあると
「狐にばかされた」と言って納得していました。
「晴れているのに雨が降る」というのも
どうにも理由がわからず、キツネのせいにしたのでしょう。
 
小峰公園ではいま、こんな花が咲いています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この植物、葉がなく花だけが出ているので、
美しくも怪しげです。
昔の人も、そんな姿を不思議に思ったのでしょう。
狐につままれたような花だ、ということで、
“キツネノカミソリ”と名づけました。
 
葉っぱは春先に見られ、他の植物が生えて
いないうちに日の光をたっぷり浴びて養分を得ます。
その葉の形が、昔の“剃刀”の形に似ていることが
和名の由来です。