2017年9月30日土曜日

「里山の生きもの調査隊」結果報告

9月24日(日)、小峰公園で
「里山の生きもの調査隊
~赤トンボを知ると、里山がわかる!?~」
を開催しました。

調査をする前に、まずは小峰公園の紹介から。

午前中は、小峰公園が行っている、
「人と生きものが、共に暮らすことができる
“里山”の環境を保全する取り組み」
についてお話ししました。

午後からは、春にトンボの幼虫が暮らしている谷戸田や、
秋に赤トンボが飛びまわる草地の広場といった、
赤トンボの季節ごとの生活場所をめぐり、
赤トンボの成長には里山のさまざまな環境が欠かせない
ということを学びました。


その後は、いよいよ調査本番です。
赤トンボを探す参加者の姿は真剣そのもの。

見つけた赤トンボは
「何という種類なのか」と
「どこにいたのか」を記録しました。

今回の調査の結果、
・谷戸田でナツアカネが1匹
・ふれあい広場でミヤマアカネが3匹
計2種類4匹の赤トンボが確認されました。

調査のあとは、赤トンボを元いた場所に放しました。


里山のさまざまな環境を使って
暮らしている赤トンボたち。

これからもたくさんの赤トンボが見られるよう、
里山の環境を大切に守っていきたいですね。


※小峰公園内では、動植物の採集はご遠慮いただいております。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。


(宮嶋レンジャー)