そんな夏真っ盛りの日、小峰はとても賑やか。
どういう風に賑やかかというと、、やはりセミの鳴き声ですね。
園内でセミの声がしないところはありません。
森を歩くと、人の気配に驚いたセミが飛び立っていく、なんてことがたくさんあります。
なかでもよく見かけ、よく聞こえるのはこちらのアブラゼミ
アブラゼミ |
ジリリリ・・・ と夏の暑さを実感させてくれる声が、園内どこにいても聞くことができます。
その他、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシなどの声も聞けます。
前々回のヒメギスと同じように、鳴くのはオスのみでメスへのアピールで鳴いています。
オス同士競いあって鳴いていますが、その反面、天敵に見つかりやすい、という難点もあるようです。セミの天敵は主に鳥です。
アブラゼミを捕食するスズメ |
スズメがアブラゼミを捕まえる場面に遭遇しました。
子孫を残す事と食べられてしまうことが背中合わせ。必死に生きているのだなあ、と実感させられました。
そう思うと、にぎやかなセミの声が一味違って聞こえてくるのでした。
今、ビジターセンター館内では、セミに関する展示を実施しています。
セミのぬけがらで種類がわかるようになりますよ~~。
林レンジャー