2011年8月14日日曜日

変なヒグラシ?!

こんにちは。
暦では「立秋」を過ぎましたが、夏真っ盛りです。
相変わらず、セミの声が小峰公園を埋めつくしています。
朝方、夕方にカナカナカナ・・・と少し物悲しい声で鳴くヒグラシ。 
・・・ですが、なんだか様子が変なヒグラシを見つけました。




















写真のヒグラシのお腹まわりに注目です。
なにやら白い物体がくっついています。
なんだろう・・?と色々な想像が膨らむと思いますが、
これは「セミヤドリガ」というガの幼虫で、このヒグラシに寄生しているのです。
セミの体液を吸って幼虫期を過ごしています。
ヒグラシの成虫自体の寿命がおよそ2週間ほど。
その短い間で成長し、違う場所でサナギになるそうです。

本当に色んな生き物がいるものですね。
セミに寄生する生き物というのは世界的にも珍しいそうです。
後々、サナギも探してみようと思います。みなさんもそんなヒグラシ探してみてはいかがですか?

林レンジャー