きのうは中秋の名月でしたね。東京はよく晴れて、まんまるの満月を見ることができました。まだまだ昼間は暑くて大汗をかいていますが、季節はもう秋なんですね。
小峰公園の谷戸田でも、着々と稲穂が育っています。稲穂に触ってみると、ぎっしりと中身がつまっています。
そんな谷戸田は、、おとといからとてもにぎやか。
ビジターセンターで行っている、「谷戸田の稲作」イベントで作った案山子(かかし)たちです。
お米が大好物な鳥たちから秋の収穫をまもるために大切な谷戸田の相棒です。
ワラのおさげをつけた可愛いのや、半そでの元気なの、シャツとパーカーでかっこよくコーディネートされたのなど、それぞれ個性的な案山子が並びます。
そして最前列の彼は‥
見るからに、勤勉に働いてくれそうな出来ばえ。
しっかりとネクタイをしめて、谷戸田を守っています。
ちなみに案山子(かかし)は、魚の頭や毛などを燃やしてくさい臭いで鳥よけをしていたのが始まりだそうで、「かがし(嗅がし)」がなまって、「かかし」になったと言われています。
来園された際には、にぎやかな秋の谷戸田の風景を楽しんでいってください。
村上レンジャー