こんにちは。きょうはいま園内で見られる植物を、
いくつか選んでご紹介します。
ツルニンジン(キキョウ科)
鐘のような大ぶりの花が美しいですね。紫の斑点模様が、
「お爺さんのそばかす」のようなので、ジイソブとも呼ばれます。
スズメバチが好きな花なので、観察や撮影をするときはご注意ください。
ヒヨドリジョウゴ(ナス科)
真っ赤な実をつけ、それをヒヨドリが好むとのことです。
有毒ですが大丈夫なのでしょうか!?
反り返った花も、なんとなく鳥のようで可愛げがあります。
イヌホオズキ(ナス科)
こちらも同じナス科の花。兄弟のように似ていますね。
どちらも5本のおしべがくっついて筒状になり、めしべを守るように囲んでいます。
黄色い部分が、ちょうどその部分。
ゲンノショウコ(フウロソウ科)
胃腸薬として今も第一線で活躍しています。
飲めばたちどころに効くことから、「現の証拠」という命名は有名ですね。
また、手前に見えている種子は熟すと……。ぜひ触ってみてください。
ステゴビル(ユリ科)
最後は被写体として、最近注目の希少種ステゴビル。
ひっそりと清楚な姿が魅力です。
くれぐれも大切に愛でてくださいね。
簡単な紹介でしたが、本日のブログでした。
谷本レンジャー