2016年12月6日火曜日

暮れの秋


 

だんだんと日が短くなり

寒さで両手をこすり合わせるようになった頃、

 
五日市の町に流れる「ふるさと(4時半のチャイム)」を聞きながら

夕日に染まる秋川渓谷の紅葉に見惚れて、

 

 

なんてやっていたらあっという間に辺りは真っ暗!

冬はもうそこまで迫っている。

 

小峰公園では木々が葉を落とし

色とりどりの実が目につくようになってきた。

 

まず紹介するのは、「ヤブムラサキ」


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
紫色の実の美しさからその名がついた。

34mmの小粒な実はメジロのような小柄な鳥にも食べやすい。

 

 

次に紹介するのは、「カラスウリ」


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
若い実はすいかを想わせる緑の縞模様。

葉が落ちるのと同時期にその実を朱く染めて

鳥たちに自分の在り処をアピールする。

 

 
 

最後に紹介するのは、「ガマズミ」


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
赤く色づく小粒の実は、さわやかな酸味が感じられる。

霜に当たるころには甘みも増して、

お腹を空かせた鳥たちの’’ごちそう’’なんだ。

 

 

ほかにも小峰公園にはたくさんの木の実がある。

それをねらって鳥たちが集まってくる。

もちろん、イノシシやタヌキもね!


 





梅垣レンジャー