2012年8月25日土曜日

夏から秋へ

こんにちは。
今日、小峰公園のある、あきる野市留原ではお祭りが開催されています。



ビジターセンターのすぐ裏にある八坂神社の入り口には、
こんな素敵なのぼりが立てられています。
留原地区内では神輿や山車、お囃子の演奏などで賑わっています。


そんな中、小峰では稲の花が咲きました。




稲穂を見たことはあっても、花を見た、という人は少ないのではないでしょうか。
地味ですが、なかなかレアな花、といっても過言ではないでしょう。
花びらはなく、おしべが穂から飛びだしています。
昆虫などを利用して、花粉を媒介したりしないので、
昆虫を惹きつける花びらをつける必要がないのですね。
おしべが飛び出せば、めしべについて受粉が完了する、という仕組みになっています。
花期は短いですので、ぜひお見逃しのないように。

そんな田んぼにはこんな生き物が増えてきました。



イナゴです。
田んぼに近づくとたくさんのイナゴが飛び立ちます。
たくさんのイナゴを見て、秋が近づいているな、
とカンカン照りの青空の下に思いました。

林レンジャー