2014年7月16日水曜日

カナカナ


梅雨明けが 近いかな?


夕暮れの残照につつまれる小峰公園は
ヒグラシの声が 響き渡ります。

     カナカナカナ・・・

           カナカナカナ・・・

確かに そこにいることはわかりますが、
夕闇が迫るほどに 見つけることは困難になります。





では 明るい日中にその姿をひと目見ようとしても、
手掛かりとなる鳴き声は どこからも聞こえてきません。

昼間のヒグラシは どこにいるのか、

あなたは わかりますか?





どこに いるかなカナカナ・・・








見つけられるかなカナカナ・・・









明るい日中や雨降りのときには、
スギやヒノキなどの 少し暗めの森の中で、
静かに ジーッとしています。

透明な翅、 枯れ草色のからだ、カビが生えたような青銅色の顔。

完璧なくらい 樹皮やまわりの環境に溶け込んでいますね。


そして 辺りが程良く 暗く(明るく)なってくると 一斉にカナカナカナ・・・ と 。

小峰公園では 里山尾根やホオジロ尾根で 出会うことができます。




 鈴木 レンジャー (たか)