2011年10月14日金曜日

菊日和

だんだんと秋深まり10月もなかばになりました。
木々が色づきはじめた園内では、今、野菊の仲間がたくさん咲いています。

七十二候では、今ぐらいの季節を、菊花開(きくのはなひらく)と言うそうです。
文字どおり「菊の花が咲くころ」という意味。
小峰公園でも、今がちょうど花ざかりで、種類も4種ほど見られます。
ユウガギク
























シロヨメナ























今日の午前中は、すっきりと晴れ秋らしいお天気でした。
菊の花が咲くころのよく晴れた日のことを、『菊日和(きくびより)』というそうです。
秋の日ざしをあびて、かすかな野菊の香りもぱっとにおいたつようです。
ただ午後からは雲が出はじめ、すこし暗くなってきました。
今週末は、お天気下り坂のようですね。お出かけの際には空模様にご注意ください。


○七十二候とは
古代中国で考案された、季節をあらわす方法のひとつ。中国から暦の伝来とともに日本へ伝えられました。一年を72に分け、それぞれに季節の変化をあらわす名称がつけられています。今現在使われているものは、日本の気候風土にあわせ、江戸時代に修正されたものだそうです。


村上レンジャー